Yebisu Room  ITコンサルティング社長の”限りなく個人的な日記”                                     " />

August 29, 2009

フォーリングパイプ 「バニラ気分!」



昼にテレビをつけて見ると

フジテレビで嵐の番組をやっていた。

「バニラ気分!」

その番組の中でフォーリングパイプという対決ゲームがある。

囲むように立っている4本のパイプの真ん中に立ち、
そのうち相手の選択したパイプ2本から降下してくるホルダーを
どこの2本から落ちてくるのか検討をつけて、
いつ落ちてくるか分からない状況で、ホルダーの落下してくる側をいかに早く掴むかで点数が加算されていく、
結構面白いゲームだ。

今日の対戦相手はダチョウ倶楽部。
年輩のネイチャージモンらと、若い嵐たちの戦いだった。

ゲームの紹介をしようと書いているわけではないのだが、
見ていて「そうだよな」「いい言葉だな」と感じたことがあった。


ネイチャージモンは、サバイバルで有名になったが、
その野生性を生かして高得点をあげる。

2番ポール、4番ポールだけに集中。
彼は4本すべてを対象にしていなかった。

見事読みが当たり、持ち前の俊敏性で落下してきたホルダーの最初の部分をキャッチし高得点をあげた。

結果前に台上で発した言葉。

「棄てなきゃ、得られないんだよ!」

嵐は??マークを頭上に出していたが、よく分かる言葉だった。

以前、人生についてお話して下さった偉いお方から
同じ言葉を聞いていたからだ。


幸せは自分の目の前をいつ通過するか分からない。

下を向いて歩いていたら一層通過には気がつかない。
いくつも通過しているのに気がつかない人が多いのは
下を向いてしまっているからだ。

だから前を向いて歩く。

そして、幸せが通過するとき、発見できたとしても、
何かを掴んだままだと掴み損なう。

まして両手なら、掴む手は空いていない。

何かをしっかりと得るには、両手を空ける勇気が必要だ。


ネイチャージモンの言葉は、それを伝えていたんだと思う。



一方、若き嵐、相葉ちゃん。

ジモンと同じく、1,3の二本を選び、2、4を棄てた。
ただ、周りの言葉に2は対象に入れて、4は自らの意思で棄てた。

結果は、

一本だけキャッチでき、50ポイントをゲットしたのだが
僅か6ポイント差でダチョウ倶楽部の勝ちだった。

人の人生に置き換えて見てみると、単純なゲームでも奥の深さを感じることがある。

僕は相葉ちゃんがその台の上で発した言葉に共感を持った。

「大丈夫だって!今までだってやってきたんだから」

結果は6ポイント差で負けたが、いやいや56ポイント差をいっきに埋めたんだ。

明るく発した相葉ちゃんの言葉は僕には新鮮で「よい言葉」だと思った。

「大丈夫だって!今までだってやってきたんだから」











16:10:46 | optimalboss | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

August 05, 2009

ノストラダムス



日照りはそうでもないのだが、湿気で関東は暑い日が続いている。


最近ふと過去を思い出すことがある。

20世紀少年の影響が大きいのかもしれないが、些細なことでも人生で起こったことはどこかで必ず繋がっている、そんな気がする。

それは自分の人生がある程度過ぎ去ってみないと感じれなかった。


自分が人から影響を受けたことは自分で理解できるが、
自分が人へ与えた影響は自分ではわからない。

それが良かれ、悪かれである。

自分がどう生きてきたかが個々の人格形成に影響するのだと思うが
その形成要素に出会った人があり、また相手からすると自分がその要素になっていることがある。


今の若い世代の人たちと話をすると、自分たちが同じ年代だったときよりも、ずっと大人な気がするときがある。

物事の見方が冷静である。
政治や経済にも意見を持っている。
今はどの世代でも感じていることだが、若い世代の人たちも
不安や、夢を描けない苦悩、焦燥を言葉から感じることが多い。

ちゃんとしっかり人生を考えてしまう人ほど、のような気がする。

若い世代の人たちが育った時代は、もはやバブル崩壊後だ。
育ちながら耳にするニュースは不安な言語ばかりだったのかも知れない。

僕たちはそういう意味で幸せだったのだろう。

若い世代の人たちが子供の頃不安に感じたのは、
若くしてすでに将来の生活の不安だったとしたら、それは経済や社会のせいだ。
悲しいことだ。

僕たちの子供の頃不安だったのは、ノストラダムス、将来の人類滅亡だった。

それも遠い未来だったのに、そのときはすでに過ぎ去り、
若い世代の人たちが不安に思っていたのかもしれない、
『将来の不安』のほうが的中した。



経済の状況は折り返しを見せているというが、まわりの話を聞くとなかなか大変な状況ばかりだ。

長い目で見たときに本当に折り返したのかどうかは分からないが、市場規模が縮小した今、新たな雇用を起こすには新たな市場を生んでいかなかればならないと感じる。

とくに今はサービスだった事業分野が厳しい。
必要なものしか消費できなくなっているからだ。


ただ時代は次へと向かっているのだと思う。


創造し、やり方を変えていけるとしたら、
逆に誰にでもチャンスのある、そんな状況なのかも知れない。

若い世代の人たちには、今がそのときと、
夢を追いかけて貰いたい。

また明るい世界に戻れるように。

僕も頑張る。





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